耐震補強
建物の耐震性を高めるために主要な構造物を補強すること。
耐水合板
耐水性能にすぐれる合板。要求される耐水性能によって、一類・二類・三類合板に分けられる。
ダイニング・キッチン
食堂を兼ねた台所のこと。面積を節約するのに効果的。
対面型キッチン
ダイニングやリビングに向かって作業できるようにレイアウトされたキッチン。
たてすべり出し窓
上下の枠に設けられたアームに支えられた障子が、枠にそって外に移動し開閉。障子の角度によって風を調節できます。
【ち】
築地塀
木骨土作りの塀。塀の上に小さな屋根を配したものが多く見られる。
【つ】
ツインコリダー
片廊下形を並列させ、これを渡り廊下で結んだ集合住宅の形式。中廊下形に比べて通風・換気はよいが、通路面積が増大する。主として高層の共同住宅に用いられる。
ツーバルブ式
水とお湯の2つのハンドルで温度と水量を調節するタイプの水栓。温度調節に難点がある。
土壁
小舞下地に色土を用いて仕上げた塗り壁。京都において種々の色土が採用されることから「京壁」ともいい、上塗り土により、聚楽(じゅらく)壁・錆壁・紅壁などがある。
坪
(1)面積の単位。1間×1間すなわち1.818m×1.818m=3.305m2。 (2)体積の単位。立坪のことで1立坪=6尺立方で約6m2。 (3)小さな中庭のこと。坪庭の略。
【て】
鉄筋プレハブ工法
鉄筋をあらかじめ柱、梁、床などの部位単位で組み立てておいて、それらを揚重して所定の位置に運びセットする工法。この工法の特徴は、施工精度の向上、工期の短縮、作業の単純化、管理の安易さなどである。とくに城骨なしの高層の鉄筋コンクリート構造物に採用される。
デッドボルト
ドアに施錠するための閂(かんぬき)で、キー、サムターンで操作する。
出窓
壁面より張出した窓。部屋スペースが有効に使え、外観の形状によって、ベイウインドー、ボウウインドーなど区分けして呼ぶ場合がある。
テラス
露台ともいう。住宅の居間や食堂の外に作られ、直接出入りができ、居間や食堂の延長としてのアウトドア・リビングの場となるもの。
テラスハウス
各戸が専用の前庭または後庭をもち、ほぼ敷地境界に沿って境壁を共有して連続する低層集合住宅。1戸が2階建の場合が多い。
電気錠付門扉
電気錠による施解錠システムを備えた門扉。室内から遠隔操作ができ、カード式、リモコン式、テンキー式などの種類がある。
電動門扉
自動開閉装置を備えた門扉。リモコンや自動検知で開閉を行う。手動門扉に装置を取り付けることで利用できることもある。
天窓
屋根面についた明り取りの窓のこと。採光効果が壁面の窓よりも良く、均一な室内照度が得られる。ただし、ガラスの清掃などの保守管理が難しい。手動または電動による開閉機能つきのものが多い。
【と】
ドアアイ
フラッシュドアなど目隠しの状態の扉に取り付け、訪問者をレンズにて内部より確認する防犯用の広角レンズ。
ドアガード
通常、亜鉛ダイキャスト製で、ループ状の本体をアーム状の受けに引っ掛け、扉の開きを制御するもの。ドアチェーン(用心鎖)と同様にドアに防犯上の補助的な役割りを果たすために用いる。
ドアクローザー
金属バネと緩衝油の組み合わせによって構成されるもので、手で開かれた扉を、自動的に閉じる機能を持つ。取付方法に扉を引いて開ける側に取り付ける「標準取付」と、扉を押して開ける側に取り付ける「パラレル取付」がある。それぞれにストップ装置付きと無しのものがある。また、扉が閉じた時、ドアクローザー本体もアームも見えない「コンシールド型」もある。尚、「ヒンジクローザー」もJISでは、丁番型取付のドアクローザーとみなしている。
戸当り
(1)開いた建具が元にもどって当る面(戸当り面)または当る部材(戸当り材)のこと。 (2)戸の開閉時に扉や障子が直接、壁や枠に当って損傷しないよう、緩衝効果をもつもの。戸当りゴム、戸当り金物など。
ドアチェーン
扉の内側からの締りに用いる鎖付きの金物。来訪者を確かめるとき、また応待するとき、扉がわずかに開くだけなので人の出入りはできない。
銅板葺き
銅製の板で屋根を葺く(仕上げる)こと。神社仏閣などで多く用いられる。
土間
(1)屋内にあって床が土のままのところ。古い住宅あるいは農家などにみられる。 (2)下が直接土に接しているコンクリートの床。「土間コンクリート」あるいは略して「土間コン」ともいう。
トラップ
排水管にとりつけるS字型の管で、ここに水をためて、下水からの臭気やネズミなどの逆入を防ぐ装置のこと。
トルネード洗浄
渦巻き型の水流で、便器全体をしっかり効率よく洗浄・排出する方式。
【引用元】
- ・図解建築用語辞典(理工学社)
- ・建築用語図解辞典(理工学社)
- ・YKK AP 建築・建材用語集
- ・リモデル.jp