排煙窓
火災時の煙害防止用の自然換気口として用いられる。
ハイタンク
便器の洗浄用水槽を天井近くなどの高い位置に取り付けたもの。
パイプファン
外壁を貫通した排気用のパイプに小型のプロペラファンを内蔵させたタイプの換気扇
掃き出し窓
敷居の上端面が、床面と同じ高さの窓を指す。埃を掃き出す窓という意味。
把手
ドア、引戸の開閉用として取り付けられる金物。ドアのノブや押棒、押板、またすべり出しサッシのカムラッチなども把手の一種である。
柱なしバルコニー
バルコニー本体及び床面が受ける荷重を、柱を使わず建物の壁面から持ち出した梁等で支持する形式のバルコニー。
旗丁番
扉を回転させる軸部品で、旗に似た形状の2つの丁番で一組となっており、枠と扉に別々に取り付ける。吊込みは、枠に取り付けた丁番の上向きの軸に、扉に取り付けた丁番の管を落し込める形式なので容易である。
パニックハンドル
主に非常口用ドアの金物で、ドアが施錠されていても非常時に内側からバーハンドルを押すだけで開けることのできる装置。
跳ね上げ門扉
扉やゲートを上方向に跳ね上げるタイプの門扉。収納スペースが要らないため場所をとらない。多くが車庫の出入り口に設置され、電動・手動が選べる。
羽目板
羽重ねに縦や横方向に張った板もしくは張るために用いる板。
バランス釜
浴槽と2本のパイプで繋がっており、片方(下側)のパイプで釜に水を引き入れ、暖めて湯として上方のパイプから浴槽に送り出す方式の湯沸かし器。
バリアフリー工事
高齢者や障害のある方の障壁(バリア)を除去することを目的に建物内の段差などを解消する工事。
バルコニー
建物の外壁から突き出した屋外の手すりつきの床のこと。主として2階建て住宅に使用するものをいい部屋から出られるようになっている。
【ひ】
引違い窓
左右に開閉する最もポピュラーな窓。障子の開け方で風を上手に調整できる。
【ふ】
ファミリーリビング
客間としてのリビングとは別に設けられる家族用のリビング。
吹付け仕上げ
セメント系や合成樹脂エマルジョン系などの吹き付け材を用いて、表面に凹凸模様を付けて仕上げられた仕上げ材。
吹き付けタイル
おもに建築物の外壁に吹き付ける仕上材。タイルに似た光沢があり、表面は凹凸模様を付ける。主材によりセメント系、合成樹脂エマルジョン系、エポキシ系などがある。「複層模様吹き付け材」ともいう。
吹抜け
2階以上にわたって一つの空間となっている部分。まれに吹き放ちの意味に使われる場合がある。
フチなし形状
いままで手入れの難しかった便器のフチをなくした新形状のトイレ。
ブレックファーストコーナー
家族で食事する場所はダイニングであり、各自で朝食や昼食をする場所をブレックファーストコーナー、またはヌークと呼ぶ。
ブローアウト式
トラップ内の小穴(ゼット穴)から強力に水を噴出させ、水勢で洗浄・排出する方法。
プロペラファン
プロペラを回転させることで直接外部に排気をする換気扇。
【へ】
平行突き出し窓
障子が壁面と平行に突き出し、四方が通気面に。効率よく通風・換気ができる。
ペンキ塗り
外壁の仕上げの一種。ペンキを塗ることで外壁の装飾・保護をする。
【ほ】
方形屋根
四方向に傾斜をもち、棟が一点に集まる屋根。
防水シート
屋根・壁・床などの防水に用いる紙製シート。アスファルトフェルト・アスファルトルーフィング・タームフェルトなどがある。
ポーチ
外壁から突き出して設けられた、庇の付いた建築物への入り口。「ポルティコ」ともいう。
ホームAV工事
モニターやスピーカーなどのAV機器を壁内に設置したり、防音工事などを行うこと。
ホームLAN工事
各部屋に分散して設置される複数台のコンピューターを接続するための配線を行う工事。インターネットの普及に伴い個人住宅でも需要が多くなっている。
ホルムアルデヒド
国が定めた3物質・3薬剤の一つ。化学式はHCHO。刺激臭のある無色の液体。水溶液をホルマリンという。接着剤によく用いられる。JISでは繊維板とパーティクルボードについて、JASでは普通合板・特殊合板及び複合フローリングについて、それぞれ当該材料の空気中へのホルムアルデヒド放出(散)量を 3段階の等級に区分して規定している。
【引用元】
- ・図解建築用語辞典(理工学社)
- ・建築用語図解辞典(理工学社)
- ・YKK AP 建築・建材用語集
- ・リモデル.jp